2015年4月29日水曜日

ミン・ヒジンさん。(1)

今週は最初の授業で言ってた私の大好きなアートディレクター、ミン・ヒジンさんがデザインした作品の話をしたいと思います。先ずは一番好きな作業物のf(x)(エフエックス)の2集「PINK TAPE」から。


こちらがCDのジャケットです。「PINK TAPE」というタイトルに合わせて今はあまり見かけない(笑)ビデオテープにピンク色を塗って、中央に配置しています。音楽のCDなんですけど、「ビデオテープ」というタイトルに忠実してデザインした発想がとても素晴らしいと思います。それに「PINK TAPE」のタイポグラフィーもちょっと前の時代のビデオゲームのタイトルとかによく使われたような書体で、もっとアナログな感性を出している感じですね。
(実物で見たらもっと綺麗で、CDショップで見た時’これは買わないと…’と思ってその場で買っちゃった記憶があります。今は韓国の家にありますけど…)
ミン・ヒジンさんはこのような、韓国のネット用語で「Tumblr感性」って言う、アメリカのブログサービス「Tumblr」で流行している感性のデザインをアイドル文化に繋ぎ合わせたのが高く評価されています。 CDジャケットのデザインから全体的なアルバムのコンセプトアートの担当として参加している万能な方です。アートフィルムというこのアルバムのティザームービーも一緒に載せますので、良かったらぜひ一度見てください。


次回はミンさんの一番有名な作業物、SHINEE(シャイニー)のJULIET(ジュリエット)のお話です。

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